公開シンポジウム「アトピー性皮膚炎」
「環境対策」
溝口昌子(聖マリアンナ医科大教授)



 アトピー性皮膚炎は遺伝的体質に加え、様々な環境因子を含む外因が加わり発症すると考えられています。

 最近のアトピー性皮膚炎の患者さんの増加も環境の変化が大きく関係しているといわれています。

 非都市部より都市部の患者さんが多いことなど環境因子が発病に深く関わることを示しています。

 アトピー性皮膚炎との関連がありそうな因子として、高層住宅、排気ガス、ダニ、食事など多数のものが挙げられます。

 それらの対策がアトピー性皮膚炎の予防と治療上大切ですが、日常生活に密接に関連するものが多く、完全に排除するのは困難です。

 薬物療法と共に可能な対策から始めてあまり神経質にならないことも大切です。


プロフィール:
昭和44年 東京大学医系大学院修了 医学博士号取得
      東京大学医学部皮膚科助手
昭和45年 米国ニューヨーク州立大学病理学教室に留学
昭和54年 帝京大学皮膚科助教授
昭和59年 帝京大学皮膚科教授
平成3年  聖マリアンナ医科大学皮膚科主任教授
      現在に至る


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