公開シンポジウム「アトピー性皮膚炎」
「アトピービジネスを考える」
竹原和彦(金沢大教授)



 今日のアトピー性皮膚炎をめぐる社会的混乱及びステロイド外用薬をめぐる誤った情報の氾濫の背景の一つとして、アトピービジネスの隆盛があげられます。

 アトピービジネスは、「アトピー性皮膚炎患者さんを対象とし、医療保険診療外の行為によってアトピー性皮膚炎の治療に関与し、営利を追求する経済活動」と定義され、アトピービジネスにはいわゆる民間療法の一部も含まれます。

 最も憂うべきことは、多大の費用を支払ったあげくにアトピービジネス療法で著しく症状の増悪をきたし、社会生活からドロップアウトしたりそれに近い状態で来院される患者さんが急増していることです。


プロフィール:
昭和29年 神戸市生まれ
昭和54年 東京大学医学部医学科卒業
      東京大学医学部皮膚科教室に入局
昭和55年 東京大学医学部付属病院皮膚科文部教官助手
昭和59年 米国サウスカロライナ医大リウマチ病教室研究員
昭和62年 東京大学医学部皮膚科講師
平成6年  金沢大学医学部皮膚科教授
      現在に至る
所属学会: 日本皮膚科学会(評議員)
      日本研究皮膚科学会(理事)
      日本臨床免疫学会(評議員)
      日本結合組織学会(評議員)
専門  : 強皮症、細胞成長因子、抗核抗体、アトピー性皮膚炎


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